8月22日から24日まで、葬儀・埋葬・供養などの終活に関する設備・機器・サービス専門展である「エンディング産業展」が東京ビッグサイトで開催されています。
22日は朝からそちらにお邪魔致しました。
はじめての参加となりますので、各ブースを順番に見学させていただきました。
また、多くのセミナーも開催されていますが、今回はブースの見学だけといたしました。次回はセミナーにも挑戦したいと思います。
数えきれないブースがあり、色々な企業が最新グッズ等を紹介されています。気になった幾つかのブースを紹介いたします。
手紙寺證大寺さんが提案する「手紙寺郵便」です。ラストレター・故人様への手紙といった死と生を超えて届く郵便です。寺として興味を引く取り組みでした。
「おくりびと」(納棺師)の実演がありました。以前日本の映画でも滝田洋二郎監督の「おくりびと」が日本や海外から注目を集めた作品がありましたが、故人の旅立ちに際し、正に大切な行為のひとつです。
ペットの弔い方も本当に様々なものがございました。人間の供養のものとは違い、可愛いものが多く、弔い方のイメージが少し変わった気も致します。
最期は、先日終了いたしました、お盆に関係する迎え火・送り火です。
ロウソクの芯にロウをしみこませた糸の塊りです。これに火をつけて迎え火等に利用するそうです。長福寺でも遠方に住まわれ13日にお迎えに来られない方が庭先で迎え火を焚いてお迎えするということを何度か耳にしたことがございます。そういった方に安全で簡単な、こういったセットを使っていただくのもいいかもしれません。
多くの発見と出会いがございました。お寺の伝統あるやり方も大切にしつつ、現代人が求める新しい供養の形に対応できる寺院にしていかなければならないと改めて考えさせられた日となりました。
今回は、ブース見学のみと致しましたが、セミナーも気になるものが沢山ありましたので、次回は是非、申し込んで受講したいと思います。