大正大学でのシンポジウムに参加しました

私(副住職)の母校である東京巣鴨にある大正大学でのシンポジウムに参加してきました。

今回のシンポジウムは「まちに開く、まちを拓く」-地域とともに生きる寺院の姿―と題して事例報告とパネルディスカッションの2部構成になった勉強会となります。

せっかく、都内に行きますのでちょっと早めに出発して巣鴨駅で下車して巣鴨駅から大正大学まで約1.5キロを小雨降る中でしたが、歩きながら散策致しました。

駅から巣鴨地蔵通りに入り巣鴨の名所、とげぬき地蔵尊がある高岩寺を参拝、先ずは御本堂、次に洗い観音を参拝しました。

洗い観音と本堂の間に「幸福だんご」が販売されていましたが、この後食事をとる予定でしたので今回はパス致します。

参拝後、地蔵通りを大学方面に向かい昼食です。学生時代よく通った「ときわ食堂」こちらは巣鴨地蔵通りになりますが、私は板橋駅寄りのときわ食堂をよく利用していました。大変おいしく種類も豊富な食堂ですので、おすすめです。

さて、本日のメインとなる大正大学でのシンポジウムへの参加です。

事例報告では3名の方からの報告がありました。

1人目は群馬県富岡市 金剛院 榎本住職様からは寺の庫裏を使って、出勤前の時間を有効活用した読書会「朝活」について、アンケート調査を含めた事例報告がありました。

2人目は宮崎県西諸県郡高原町 光明寺の奥様 鶴園様からは寺の妻が門徒や地域をみちびく役割を担うことについての事例報告がありました。

3人目は長野県上田市 海禅寺 飯島副住職様 副住職が始めたお祭り聖天祭。まんだらまーけっと・くるくる市・ワークショップなど様々なアイデアで街のさまざまな人たちが交流する場を演出している事例報告がありました。

第2部ではパネルディスカッション

「まちに開く寺院を考える」と題して行われました。

コメンテーターの様々な角度からの質問と参加者からの質問に事例報告を行った3名の方々が答える形で事例報告を掘り下げたお話を聞くことができました。