まだまだ、新型コロナウイルスによる外出自粛中ということもあり、DIY 第2弾に取り掛かりました。
今回は前回作成した賽銭箱の残りの材木を利用し磬子(けいす)の撞木(しゅもく)立てを作成いたします。難しい漢字で書いてありますが皆さんの家の仏壇にあるチーンと鳴らす鈴(リン)の大きいバージョンです。
長福寺では撞木置きは以前から使っている物がありますが、今使っている物は正座の時に使うもので、前住職が足を患った際に椅子に変えてしまいましたので椅子に座って打つには撞木が取りにくい状況でした。しかし数万円出して業者から買って解決させる程は困っていなかったのでそのまま使っていました。
前回の賽銭箱は若干普通の材木より値段の高いヒノキを使用しましたので、もったいないので残りのヒノキ材を何かに利用したく思いついたのが、椅子に座っていても使える撞木立てとなりますた。
早速、残りのヒノキ材を加工していきます。物としては小さいものですので簡単かと思いきや、小さいだけに小さな傷や少しの寸法間違いも目立ってしまいます(-_-;)
思っていた以上に手こずりながら何とか形になりましたが、釘等が隠れるように作成するのに苦悩しました。
ヤスリもしっかり掛けて、早速本堂で撞木を立てて置いてみました(^o^)
無事に完成!これなら使いやすい。体をネジって撞木を取ることなく、すんなり取れます!
出来上がりを、家族に報告すると…
色は?
え!室内だからニスはいらないかと
いや、色!赤とか黒とか!これじゃ、さみしいよ‼
ということで…
作業延長戦突入(-_-;)
塗装までは考えていませんでした( ;∀;) ニスは迷ったのですが本堂の中ですし今回はこのままで完成と考えていたのですが…本堂で使用するものですので普通のペンキ塗りではマズイよなぁ!うーん…ネットで検索! ありました!素人にも出来そうな漆(うるし)塗りの様な塗料。
早速、購入し作業に!
ヤスリ→塗料→乾燥 × 3回
無事に塗装終了!!! ようやく完成を見ました(^O^)/
撞木のように本物の職人さんの漆塗りではありませんので、輝きは相当少ないですが…
これからの、椅子での法要や祈願で使わせていただきます。
先ずは、新型コロナウイルスでお亡くなりになりました方々のご冥福、罹患された方々のご快復と一刻も早い終息を祈念し拝ませていただきたいと存じます。