オリジナル御朱印帳作り「寺庭(じてい)編」

皆さん初めましてm(__)m

長福寺 寺庭の乃里子です。寺庭とは寺院の僧侶の配偶者のことを言います。寺庭となり16年になりました。普段は主にお寺の掃除やお客様(檀家さん)の接待等させて頂いております。

又その他、寺庭婦人の活動として月に一度、埼玉第五教区(近隣のお寺さん)の寺庭婦人会の皆様とご詠歌(五・七・五・七・七の音節にのせて、仏教の教えを説いたり、仏を讃える歌)のお稽古もやらせていただいております。習い始めて6年になりましたが、まだまだ下手なのでもっともっと練習を頑張らなくてはいけないなと感じております。

さて昨日は寺庭婦人で製本などを趣味になさっている方がいらっしゃり、その方のお寺でオリジナル御朱印帳作りの研修に参加させていただきました。

御朱印といえば少し前からブーム的存在になっておりますが私はまだそのブームに乗っかっておりませんでしたので、御朱印帳もまだ持っておりませんでした。ですので自分の御朱印帳を作ったらそれをきっかけにあちこちのお寺巡りをしながら御朱印を集めたいな、それと同時にあちこちのお寺の良い所を自分のお寺にも生かしていきたいなと思っております。

昨日は和紙の御朱印帳、生地の御朱印帳の二冊をつくりました。

和紙、生地選びから始まり、ボール紙にそれらを貼り付けて表紙をつくりました。

ポイントとして和紙や生地を貼り付ける糊はスティックや液状糊ではなくて、幼稚園の時などに使ってた手で塗るでんぷん糊に水を加えたものを、刷毛を使って内から外へ糊付けをします。

生地の方には少しボンドを水で伸ばしたものを加えると付きがよくなります。

角の部分の巻き付けはへらをうまく使いながら、角を折り込んで付けていきます。

糊付けする時は糊引き紙(ツルツルした広告紙)などを使って糊が余計なところに付いて作品を汚さないようにします。

昨日は乾燥している為か角の部分が剥がれやすくなっていたので、作る時の気候によって糊の付け方など工夫しなくてはいけないのかなと思います。

こんな可愛い御朱印帳ができあがりました!!

左側が和紙、右側が生地です。写真だと分かりづらいですが、右側にはポリウレタンが入つているので、少しフワフワの膨らみがあります。不器用の私でもこんなに素敵な作品ができて…ウキウキしました(^^♪

長福寺でもオリジナル御朱印帳作り開催したいなぁ

長福寺 寺庭 乃里子「法名 妙乃(みょうない)」