(上記の図は、久喜市のホームページからの引用です)
本日、久喜市では市長と市議会議員の選挙投票日です。
長福寺の副住職「富澤孝至」も、今まで現職の久喜市議会議員として、議員と僧侶を掛け持ちで行ってまいりましたが、この度の選挙には出馬せず下記の理由により引退を致しました。
久喜市議会議員 退任のご挨拶
日頃より、富沢の政治活動にご理解とご協力を頂いておりますこと厚く御礼申し上げます。皆様の温かなご支援のおかげで、初出馬の二十五歳から補欠選挙含む五期、町会議員・市議会議員として十六年間の議会活動を邁進させていただきました。
議会の役職では、各常任委員会の委員長や、久喜市議会の第五代目副議長、議会運営委員会委員長、議会の過半数を占める最大会派の会長等、多くの責任ある役職を務めさせていただきながら、住民の皆様の声を市政に反映し、また、市執行とは是々非々の立場で施策に向き合ってまいりました。
この間、平成の大合併やモラージュ菖蒲周辺の開発、旧菖蒲高校跡地利用、久喜総合病院の問題、旧東京理科大学跡地の利活用等、数えきれない重大事業に責任ある立場で携わり、合併後八年を迎える菖蒲地区の、ある程度の立ち位置も確立できました。今までご支援いただいた多くの皆様のお陰と心から感謝を申し上げます。
しかし、市議会議員を務める一方、寺院の僧侶としての仕事もございます。一昨年の七月より当山住職が命に係わる病ではありませんが、ほぼ全ての寺の仕事ができない状態となってしまいました。そのことにより土・日曜や祝日等を含む、市の公務(イベント等)にも出席ができないなど、公務にも影響が出ています。
勿論、議会の審議には影響を及ばさぬよう努めていますが、このような状況下の中では住民の皆様から負託を受ける議員活動や、皆様の大切なご先祖を供養する僧侶の仕事も、両方がないがしろになりかねない事と、合併前の旧菖蒲町から新久喜市に引き継いだ重大事業の見通しもある程度ついたことから、平成三十年四月二十二日投開票の久喜市議会議員選挙には出馬しない決意を致しました。また、いくつかの課題も残っている事業もございますことから、地元選出の議員にしっかり引き継いでまいります。
これまで、応援を頂きました多くの皆様に心から感謝を申し上げますと共に、これまで培ってきた経験や知識を今後は市民の一人として久喜市の発展に寄与してまいる所存です。今後とも、同じ久喜市民として叱咤激励賜りますようお願い申し上げ、市議会議員退任の挨拶とさせていただきます。お世話になり有り難うございました。
久喜市議会議員 富澤孝至